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 | トルク B00076ADY0
■Amazonエディターレビュー 理論上では時速400kmの走行も可能という世界最速のマシンもフィーチャーされた、バイク・アクション映画。誰にも負けないスピードと、ライディングのテクニックを持つ主人公のフォードは、ドラッグ売買の疑惑をかけられて姿を隠していたが、住み慣れた街に戻ってくる。しかし、敵対するバイカーギャングの一員が殺され、フォードは再び、身に覚えのない罪で命を狙われることになる。 ミュージックビデオ出身のジョセフ・カーン監督が、随所に先鋭的な映像を挿入。VFXも使って表現される、時速320kmで走行するライダーの視界がユニークだ。走る列車の屋根にマシンごと飛び乗るなど、スーパー・アクションはもちろんだが、「Y2K」「アプリリア / RSVミレ」といったマニア垂涎のマシンが多数登場し、そのデザインを眺めているだけでも楽しい。罪を晴らそうとするフォードの壮絶な戦いぶりに加え、女同士のマシン対決も見もの。この手の作品はストーリー云々より、肩の力を抜いてアクションを楽しみ、観終わった後のスッキリ感を味わえればいいのではないか。(斉藤博昭) |
 | ジョージ・ハリスン・トリビュート~ソングス・フロム・ザ・マテリアル・ワールド B000084TKO
■Amazonエディターレビュー 2001年11月29日に逝去したジョージ・ハリスンのトリビュート・アルバム。ソロ作品はもちろん、ビートルズ作品も含め、彼らが残した名曲の数々を、計12組の多彩なアーティストがカヴァーしている。キンクスのデイヴ・デイヴィス、ザ・フーのジョン・エントウィッスル(すでに故人)、ローリング・ストーンズのビル・ワイマンといった、ともにロックの時代を作り上げたベテランに加え、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ、スミザリーンズ、元ウィルコのジェイ・ベネットらパンク以降のアーティストも多数参加している。トリビュート・アルバムと言うと、メンツのわりにつまらない作品が多いけれど、ハリスンの曲の持ち味を生かしつつ、自分らしさを巧みに溶けこませた曲ばかりそろったこれはかなり聴きごたえあり。ベスト・トラックは、やはりトッド・ラングレンの「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」だろう。いや、選曲がズルイという話もあるけれど。(山口智男) |
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