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 | 僕はラジオ B00069KPTQ
■Amazonエディターレビュー 1976年のサウスカロライナ州アンダーソンのハナ高校でアメフトのコーチを務めるハロルド(エド・ハリス)は、いつも練習場をうろつく知的障害者の黒人青年(キューバ・グッティング・Jr)に“ラジオ”というニックネームをつけ、チームの応援や世話をさせる。やがてラジオは授業に参加するようにもなるが、彼に偏見を抱く者も多く…。 実話をもとに、知的障害者と町の人々との交流を描いたヒューマン映画。ラジオを救うことにより、実は自分たちこそが救われていると気づく慈愛あふれるコーチを、名優エド・ハリスがこの上ないほどに好演している。前半はアメフト、後半はバスケにと登場するスポーツ・シーンも華やか。エンドタイトルでは現在なお活躍中のラジオの実際の姿も映し出され、改めてこうしたテーマに堂々と挑むアメリカ映画の懐の深さに感服してしまう。監督は『陽だまりのグラウンド』の製作者でもあるマイク・トーリン。(的田也寸志) |
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