■Amazonエディターレビュー ジャズ・メッセンジャーズは58年10月にアルバム?????¢????????????をブルーノートに録音したあと、11月から12月にかけてヨーロッパ・ツアーを行なった。途中パリで映画??????????????????のサウンドトラックを録音、12月21日にはクラブ・サンジェルマンに出演した。 これはその時のライヴ録音だが、これほどダイレクトにファンキー・ジャズの興奮を伝える作品も珍しい。客席にいた女性ピアニストのヘイゼル・スコットはボビー・ティモンズのソロの途中、感きわまって思わず、“Oh, Lord Have Mercy!”と叫び出す始末。その声もちゃんと収録されている。このあたりがライヴ盤の妙味であり、圧倒的な臨場感に酔わされる。この時代のジャズ・メッセンジャーズはリー・モーガンとベニー・ゴルソンがフロントに立つクインテット編成。全員一丸となって突進する猛烈な演奏は、これまたライヴならではの魅力だ。ファンキー・ジャズの熱気がどんなに凄まじいものだったか、このアルバムを聴くとよくわかる。パリ在住のドラマー、ケニー・クラークが2曲に参加するオマケも。(市川正二)