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 | ルールズ・オブ・アトラクション B0001FAGYO
■Amazonエディターレビュー 『アメリカン・サイコ』などで知られるブレッド・イーストン・エリスの原作を、『パルプ・フィクション』(共同脚本)、『キリング・ゾーイ』のロジャー・エイヴァリー監督が映画化した、先鋭的な青春映画。80年代の大学を舞台に、パーティ、ドラッグ、セックスに明け暮れる若者たちの刹那的な日常と恋愛模様が描かれる。 不在の恋人ヴィクターのために処女を守るローレン、ドラッグの売人をしながら女と寝まくる一方でローレンが気になるショーン、ショーンに思いを寄せるゲイのポール…。それぞれのエピソードがどこかバラバラで、お互いに絡み合わない様には若干のまどろっこしさも感じるが、それ自体が彼らのディスコミュニケーションを表現しているのだとすればなかなかの演出。ドラマ「ドーソンズ・クリーク」では品行方正な主人公役のジェームズ・ヴァン・ダー・ビークが、欲望の権化のようなショーンを演じるのをはじめ、若手役者陣の好演が光っている。ちなみにキップ・パルデュー演じるヴィクターのヨーロッパ旅行シーンは、彼が本当に街行く女性に声をかけて撮ったものだそうで、素人ものAVのような(?)独特の生々しさが印象に残る。(安川正吾) |
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