あの社会現象の裏側で、あの商品開発の現場で、人知れず展開されたドラマの数々。そこに登場するのは大半が「無名の日本人」。無名の人々の熱い思いを中心に描いた本作品は、失敗を恐れず大胆に挑んでいくことの尊さを訴え、感動とともに元気を与えてくれる。仕事や何かでつまずいたときにぜひ観たいシリーズである。(井上新八)
本作はいわゆるメジャー・デビュー・シングルなのだが、音楽の方向性がいまさら変わるはずもなく、あまりにも独自すぎるスタイルが炸裂している。表題曲「命みぢかし恋せよ人類!」は欲望と快楽にもてあそばれる現代人の悲哀をテーマにしたロック・チューン。4曲目には山口百恵の名曲「ロックンロール・ウィドウ」をカバーを収録。(森 朋之)