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 | 家宝 B00091PFM8
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 | マノエル・ド・オリヴェイラ DVD-BOX2 3枚組 ( 家宝 / 神曲 / ノン、あるいは支配の虚しい栄光 ) B0000CD7LI
■Amazonエディターレビュー 生まれは1908年で、初監督作はサイレント時代の1931年。そして現在もなお、旺盛な創作意欲が衰えることなく作品を撮り続ける。まさに世界の巨匠と言う名にふさわしい、ポルトガルのマヌエル・ド・オリヴェイラ。幅広いジャンルを手がけ、そのひとつひとつが珠玉のようなきらめきを放っている。 カンヌ映画祭で審査員特別功労賞を受けた1990年の『ノン、あるいは支配の虚しい歴史』は、ポルトガルの戦争の歴史を軍人たちが語っていくドラマ。戦いの記憶が語り手たちの現在と重なり、未来への警鐘になっていく。戦争の虚しさをアイロニックに訴える一作だ。 『神曲』(1991年)は精神を病み、療養施設で入院生活を送る患者たちが「罪と罰」など文学作品を演じる異色作。オリヴェイラ作品で多用される「カメラの前で演劇を演じる」というテーマが前面に押し出され、現実と作りごとの境界を曖昧にしていく。監督自身も俳優として顔を出しているのが貴重だ。 『家宝』(2002年)はポルトガルの美しい田園地帯を背景に、屋敷の相続人と結婚したヒロインが周囲を翻弄していく。全編に漂う謎と悪の香りには、当時94歳とは思えない新鮮な才気が満ちあふれている。 これらはともに秀作でありながら、90年代以後の3作で、これだけでオリヴェイラの作家像を語るのは到底不可能。しかし断片に出会うことで、深く広い世界が存在することを知らしめる。それもオリヴェイラの魔力だろう。(斉藤博昭) |
 | 家宝 〜歌のお子様ランチ〜 B00005NJRD
■Amazonエディターレビュー 世の中にオムニバスアルバムは数あれど、曲目がこれほどメジャーな曲ばかりなのも少ないだろう。リアルタイムで聞いた世代は今や40代に手が届くと思われる<3>から、一世を風靡(ふうび)した<2>や<14>、光GENJIやとんねるずが子どものために歌った<6><15><16>、さらにはヒットが記憶に新しい<1><11><12>まで。キッズソングのヒット曲をなんと30年にわたって網羅した、ありとあらゆる世代にアピールする好企画だ。お父さんお母さんにとっては、自分がかつて大好きだった歌ではしゃぐ子どもを見るという幸せなひとときも演出してくれるかもしれない。タイトルの「家宝」という言葉もあながち大げさではない、そんな1枚だ。(剛吉若寸也) |
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