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岸辺のふたりのDVD

岸辺のふたり
岸辺のふたり
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■Amazonエディターレビュー
   2001年アカデミー賞短編アニメーション賞受賞作。自転車に乗り、川岸に来た父と娘。父は娘を岸辺に置いて、船に乗って旅立ってしまう。娘は、それからの人生、父への思いを胸に何度も自転車で岸辺を訪れる。オランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が、たった8分の作品に、娘の人生を凝縮していく。
   人物の表情も見えない遠景のシンプルなタッチ。セピアがかったモノクロを基調にした、水彩の絵本のような画風は、デジタルセルアニメーション制作システム「ANIMO」で再現された。もの悲しさと希望が同居した名曲「ドナウ川のさざ波」が、恐れ入るほど映像にピタリとはまる。人物の微妙な姿勢、合間に挟まれる空や鳥など、繊細な表現で感動させながら、訪れる結末は、あまりに崇高で、ストレートに心をわしづかみ! 少なくとも10回は観ても飽きないはずで、なにも後に残らない90分の映画を観るより、結局は濃密な時間を与える。「8分の短編のためにDVDなんて…」という固定観念は、本作に不要だ。(斉藤博昭)
岸辺のふたりの書籍

岸辺のふたり―Father and Daughter
岸辺のふたり―Father and Daughter
4774306533
くもん出版

■Amazonエディターレビュー
   自転車に乗って、干潟へやって来た父と娘。「それじゃな」「……うん」。たったそれだけの短いやりとりの後、父は水平線にむかってボートを漕ぎ出し、去ってゆく。「父は/帰ってこなかった」。時は過ぎ、少女は恋をして、母になり、「あらゆる歓び」を得て、やがて老いを迎える。だが、いくつ年を重ねても父への想いは消えなかった…。

   父をいつまでも想い続ける娘のひたむきな姿が、美しい。そして、想いを抱えながら「かけがえのない人」に出会い、自分の人生をしっかりと歩いていくその姿もまた、生きる力にあふれていて、美しい。

   本書は、2001年アメリカアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したオランダの作品を、監督自身の手によって絵本化したもの。さまざまな濃淡の茶色をつかって、岸辺の風景が描かれていく。人や木、自転車から長く伸びる影と、白っぽい光のコントラストが鮮やかだ。訳者は、???????????????????????¨???のうちだややこ。静かで、過不足のない日本語が作品世界と見事に溶け合っている。(門倉紫麻)

岸辺のふたりの関連情報


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