 | ザ・ホワイトハウス ― ファースト・シーズン コレクターズ ボックス B00014N7L4
■Amazonエディターレビュー アメリカ大統領の公邸であると同時に、多くの職員を擁する“職場”でもあるホワイトハウスを舞台に、大統領と彼を支えるスタッフたちの多忙な日常を描くTVドラマ。国防、貿易、教育、そして麻薬など、現実でもアメリカが抱える問題を背景にしたリアルな物語にほどよいケレン味を加えた、見応えある作品に仕上がっている。 見どころの一つはもちろん、赤裸々に描かれる政治の内幕。ただでさえわかりにくい世界、それもアメリカの…となれば、若干とっつきにくくは感じられるものの、さまざまな趣向がこらされた脚本ゆえ苦にはならない。また、広報部次長のサム、次席補佐官のジョッシュ、報道官のCJをはじめとする、個性豊かな登場人物も大きな魅力。大統領の右腕として働く“超エリート”である彼らのいかにもインテリらしい皮肉な物言いの応酬も楽しいが、その信念や時折見せる優しさや弱さなどの人間らしい部分をひとたび感じれば、彼らが見舞われる試練の数々から目を離せなくなる。 アメリカ本国では1999年に放送が開始されて以来好視聴率を維持し続け、4年連続でエミー賞を受賞している超人気シリーズ。それも納得の秀作だ。(安川正吾) |
 | Full House: Complete First Season (4pc) / (Std) B0006N2F0E
■Amazonエディターレビュー 『フルハウス』は、サンフランシスコを舞台にした家族向けホーム・コメディ。妻を亡くした父親とその3人の娘、そして2人の親友が体験する冒険の数々を描く。ダニー(『America's Funniest Home Videos』のボブ・サケット)は堅物のスポーツ・キャスター、ジョーイ(デイブ・クーリエ)は冗談好きなスタンダップ・コメディアン、義理の弟ジェシー(ジョン・ステイモス)はエルビスかぶれのロック野郎だ。ダニーの娘は11歳のDJ(キャンディス・キャメロン)、5歳のステファニー(ジョディ・スウィーティン)、それに赤ちゃんのミシェル(大きな目が印象的なメアリーケイト & アシュレー・オルセン)。総指揮をジェフ・フランクリン(『ラバーン & シャーリー』)が担当し、ABCで8シーズンにわたって放映された。 パイロット版にあたる「ごちゃ混ぜ家族誕生(Our Very First Show)」で、住む場所を探していたジョーイとジェシーの2人は、ダニーのマンションに引っ越してくる。ダニーの妻は飲酒運転事故に巻き込まれて亡くなっていた。同居の条件は子育てを手伝うこと。経験のない2人にとっては大仕事だ。子どもたちが毎週巻き込まれるトラブルや、ジョーイとジェシーがてんやわんやの状態で取り組む育児の様子(特に料理、掃除、おむつの交換)が笑いを生む。さらに、ジェシーのとんでもない髪型、スパンデックス・パンツ、ループ・タイなどのチープな1980年代スタイルも続々登場して微笑ましい。 この『The Complete First Season』は、第1シーズンに放映された全22話に加え、未放映のオリジナル・パイロット版を収録。こちらでは、ジョン・ポージーがダニーを演じている(フランクリンが「ごちゃ混ぜ家族誕生」に寄せたコメントによると、同役にはポール・ライザーの起用も考えられていたという)。ゲスト出演者で要注目なのは、「決めてやる!今夜(But Seriously Folks)」のフィリス・ディーラー、「DJのずる休み(D.J. Tanner's Day Off)」のステイシー・Q、「ふくれっ面のDJ(Just One of the Guys)」のカーク・キャメロン(キャンディスの兄で『愉快なシーバー家』でおなじみ)。大きな賞とは無縁だった『フルハウス』だが、長寿番組となって多くのファンを獲得していった(それにつれて出演者も増え、ダニーの家もますます満員=フルハウスに)。その後も地方局で再放映され、さらなる長寿を得ている。(Kathleen C. Fennessy, Amazon.com) |
 | 小林賢太郎プロデュース公演 「good day house」 B0007V77YO
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 | フレデリック・アシュトンのラ・フィーユ・マル・ガルデ B0009EOZP8
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 | ロシア・ハウス B000793DKI
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 | Zebrahead - Live at the House of Blues B00020X8IE
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 | ケネス・マクミランのロミオとジュリエット B0009EOZOO
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 | ビッグママ・ハウス〈特別編〉 B0007WZTWA
■Amazonエディターレビュー 凄腕のFBI捜査官のマルコム(マーティン・ローレンス)は、強盗犯レスターから情婦シェリー(ニア・ロング)を保護すべく、彼女の祖母ビッグ・ママの家を張り込むことに。しかし、たまたまビッグママが留守のとき、シェリーが家に現れるとの情報が入り、やむなくマルコムはビッグ・ママに変装してシェリーを家に迎えいれるが…。 人気コメディアンでもあるM・ローレンスが特殊メイクを駆使して巨漢の女性に変身するというワンポイント・アイデアで攻める、成りすましドタバタ・コメディー。いわゆる『ミセス・ダウト』的発想の作品ではあるが、犯罪絡みのアクション仕立てにもなっているところがミソ。下ネタが多かったり、肝心のビッグ・ママに変装してもあまり似ていないなど気になるところも多いが、まあ肩肘張らずにのんびり見ていられる作品ではある。劇場公開時の邦題は「ビッグ・ママス・ハウス」。(的田也寸志) |
 | アニマル・ハウス スペシャル・エディション B0009EVIXA
■Amazonエディターレビュー 時は1962年。名門フェイバー大学の新入生ラリー(トマス・ハルス)たちは学生友愛会のひとつ“デルタ・ハウス”に入会するが、そこはブルート(ジョン・ベルーシ)、かわうそ(ティム・マシスン)など、はちゃめちゃなクセ者ぞろい集団の巣窟であった。学長(ジョン・ヴァーノン)は優等生集団“オメガ・ハウス”を使って“デルタ・ハウス”をつぶそうと目論むのだが……。 『ケンタッキー・フライド・ムービー』で注目されたジョン・ランディス監督が続けて放った彼の出世作。『アメリカン・グラフィティ』のごとき時代青春もののおばかなパロディを徹底的に試みつつ、その中からアナーキーなカタルシスを与えてくれる秀逸作である。なお本作でJ・ベルーシが世界的にブレイクし、その後『1941』『ブルース・ブラザース』などヒット作を世に送り出すも、まもなくして急逝。誠に惜しい人材であった。(的田也寸志) |
 | ヘルハウス B0002E4F5A
■Amazonエディターレビュー 27人もの惨殺死体を残して消えた男の古い屋敷に、物理学者、霊媒師らが調査に乗り出す。彼らを襲うのは、謎のポルターガイスト現象だった。 日本での公開当時は「『エクソシスト』に続くオカルト映画」として宣伝されたが、オカルト、ホラーというよりも“恐怖映画”という形容が相応しい作品。舞台を地獄邸と呼ばれる屋敷に限定し、月日と時間を随時表記するというドキュメンタリー・タッチの演出スタイル。80年代のスプラッタ以降の、こけおどし的演出で観客をただ脅かすだけの恐怖映画とは一線を画し、霊の正体に関する情報を小出しにする推理サスペンス的手法と怪奇現象、それらに対する科学的解明などをじっくりと見せていくことで、知的な味わいを楽しめる、まさしく恐怖映画の王道と言える作品となった。霊媒師役のパメラ・フランクリンの清楚な魅力が印象的。(斉藤守彦) |